申込準備を怠ると受験できなくなる可能性もありますので、きちんと理解しておきましょう。
この記事では、21歳で3年5科目合格した税理士の坂根が解説します。
ポイント
- 申し込み時期は通常5月の2週間弱、カレンダーに書いておこう
- 受験票は6月以降に届く
- 郵送で申し込む場合は特定記録郵便で
- 1発合格したいなら「高卒でも21歳5科目合格できた税理士試験の完全マニュアル【非常識合格法】」
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税理士試験の申し込み
税理士試験は1年に1回しか行われません。勘違いして受験できなくなる最悪の事態にならないよう、ぜひ理解しておきましょう。
- 申し込みの時期と期限
- 願書(申込用紙)の入手方法
- 受験票
- 受験料はいくらかかる?
- 受験料の支払い方法は?
- 申し込み必要書類は?
- 郵送でのみ申し込み可能
税理士試験の申し込みの時期と期限
税理士試験の申し込みの時期は、通常、毎年5月です。
2021年の場合は、2021年5月6日(木)から2021年5月18日(火)までです。
申し込める時期が2週間弱しかありませんので、今年の分も来年の分もカレンダーに書いておきましょう。
税理士試験の願書(申込用紙)の入手方法
税理士試験の願書(申込用紙)は、受験する管轄の国税局(東京国税局、名古屋国税局など)に行くか、郵送で請求することができます。
管轄が税務署ではなく、国税局なので注意してください。近くの税務署に行っても願書は手に入りません。
予備校に通っている場合は、予備校が取り寄せてくれるケースが多いでしょう。
ただ、もし予備校が用意してくれない場合は早めに手に入れましょう。
税理士試験の受験票
税理士試験の受験票は6月以降に届くことが多いです。
受験票は税理士試験本番に持っていく必要があるので、無くさないよう大切に保管してください。
税理士試験の受験料はいくらかかる?
税理士試験の受験料は、受験する科目の数によって異なります。
受験する科目数 | 受験料 |
1科目 | 4,000円 |
2科目 | 5,500円 |
3科目 | 7,000円 |
4科目 | 8,500円 |
5科目 | 10,000円 |
※2021年の場合
1科目だと4,000円かかり、2科目目以降は1科目あたり+1,500円で受験することができます。少額ですが、一度に多くの科目を受験した方がお得です。
受験料の支払いは収入印紙のみ
受験料の支払いは、税理士試験の願書(申込用紙)に、収入印紙を消印をしないで貼ればOKです。
収入印紙=切手みたいなものですね。そして、消印が不要ということは、収入印紙と申込用紙との間にまたがっての押印は行わないということです。単純に、貼ればOK。
収入印紙はコンビニでも買うことができますが、コンビニで扱っている収入印紙は基本的に1枚200円のもののみです。
1科目の受験料4,000円、5科目の受験料は10,000円ですから、1枚200円の場合は20枚や50枚など、たくさん貼らなければなりません。
貼るのも大変ですし、受付の人にも迷惑ですので、法務局や郵便局で収入印紙を購入すると良いでしょう。法務局や郵便局では4,000円や10,000円などの収入印紙も販売しているため、ペタペタと何枚も貼らずに済みます。
なお、法務局は平日の日中しか開いていませんが、近くに「ゆうゆう窓口」の対応をしている大きい郵便局があれば、土日でも購入できます。
ちなみに、現金や銀行振込での受験料の支払いは認められていませんので気を付けてください。申し込み期限間近になって慌てないよう、早めに用意しましょう。
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関連記事:高卒でも21歳5科目合格できた税理士試験の完全マニュアル【非常識合格法】
税理士試験の申し込み必要書類は?
税理士試験の申し込み必要書類は受験する人によって異なります。
- 前回の税理士試験結果のコピー
- 税理士試験の免除通知のコピー
- 受験資格(日商簿記1級など)を証明する書類 など
人によって異なるため、必要書類を国税庁ホームページなどでよく確認してください。
税理士試験は郵送でのみ申し込み可能
税理士試験は、郵送でのみ申し込み可能です。
わたしが受験していた頃は国税局に申し込み用紙を持参し、できるだけ早い受験番号を取ることでやる気をアップしていましたが、今は持参不可のため、できないようです。
もし期限ぎりぎりに申し込み用紙を郵送する場合、書類不備で受験できなければ最悪です。申し込み時期が来たら、すぐに申し込みましょう。
なお、申込用紙の提出方法は、次の方法のみ認められています。
- 一般書留
- 簡易書留
- 特定記録郵便
つまり、普通郵便やレターパックで送ったり、宅急便で送ることは認められていません。
ちなみに、一番安いのは特定記録郵便です。
郵送方法 | 料金(郵送の基本料金に加え、次の金額) | 損害賠償額 |
一般書留 | 435円 | 10万円まで(料金を上乗せすれば最大500万円) |
簡易書留 | 320円 | 5万円まで |
特定記録郵便 | 160円 | なし |
一般書留と簡易書留は、何か事故が起こった際、損害賠償額が設定されています。
ただ、書留の損害賠償というのは、郵便物等が壊れたり、届かなかった場合に、実損額を賠償するものです。
そのため、万が一税理士試験の受験申し込みが届かなかったとしても、損害賠償額を支払ってくれる可能性は低いでしょう。
どのみち、もし郵便局のせいで受験できなかったら5万円や10万円で納得できるものではありません。
考えたところで意味はありませんので、郵便局に行き、一番安い特定記録郵便で送るのが良いでしょう。
なお、税理士試験の受験申し込みを行う際は、必ず国税庁のホームページを見て確認してください。
年度によって情報が変わる可能性もありますし、予備校が公表している情報が間違っていたり、古い可能性もあるからです。お気を付けを。
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