*当サイトにはプロモーションが含まれています

税理士試験

税理士試験の独学テキストおすすめ|3年5科目税理士が解説

税理士 坂根 崇真

18歳で日商簿記1級、21歳で税理士試験に3年5科目合格した税理士。一般社団法人 全国第三者承継推進協会 理事、株式会社坂根ホールディングス 代表取締役。著書「相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本(出版社:秀和システム)」Yahoo!ブックスランキング1位、Amazonランキング2位。

悩んでいる人
税理士試験を独学で勉強したいんだけど、どのテキストや問題集を買えば良いのでしょうか?

税理士試験の参考書は種類が多く、何を買えば良いのか分かりにくいですよね。

結論から言えば、税理士試験を独学するなら、TAC出版の「みんなが欲しかった!税理士」シリーズを中心にそろえるのが良いでしょう。

ただし、市販のテキストだけで税理士試験5科目すべてに合格するのは、かなり厳しいです。

簿記論財務諸表論であれば独学合格を狙える可能性はありますが、税法科目は法改正や理論暗記にも対応しなければなりません。

また、テキスト、問題集、過去問、模擬試験までそろえると、1科目で2万円から3万円以上かかる可能性があります。

教材を何冊も購入するのであれば、講義や問題集まで付いている格安通信講座を利用した方が、結果的に安く済むかもしれません。

この記事では、21歳で3年5科目合格した税理士の坂根が解説します。

ポイント

  • 独学するならTAC出版の教材を中心にそろえる
  • テキストと問題集は同じ出版社・シリーズで統一する
  • 簿記論と財務諸表論は独学合格を狙える可能性がある
  • 税法科目を市販教材だけで突破するのはかなり厳しい
  • 必ず受験年度に対応した最新版を使用する
  • 教科書だけでなく、問題集、過去問、模擬試験も用意する
  • 教材を一式そろえる前に通信講座とも比較する

「お金がないから、とりあえずテキストだけ買ってみよう」と考えている方もいるでしょう。

しかし、独学で勉強方法を間違え、年1回しかない税理士試験の受験機会を逃す方がもったいないです。

少ない費用ですぐに勉強を始めたい方は、格安通信講座のスタディングも比較してみてください。

関連記事:【税理士試験】格安通信講座スタディングの評判を21歳5科目合格税理士が解説

\業界最安の格安通信講座/

大原やTACの6分の1で勉強を始められる、通信講座専門の「スタディング」。

ライバルより早く勉強を開始して差をつける、お申し込みはお早めに!

税理士試験の独学におすすめのテキスト・問題集

税理士試験を独学するなら、教科書だけでなく、個別問題集、総合問題集、過去問題集までそろえましょう。

特に簿記論財務諸表論は、TAC出版の教材で一通りそろえやすいです。

科目・目的 おすすめ教材 役割
簿記論の基礎 みんなが欲しかった!税理士 簿記論の教科書&問題集 論点の理解と基本問題
簿記論の個別問題 税理士 簿記論 個別計算問題集 論点ごとの計算練習
簿記論の総合問題 税理士 簿記論 総合計算問題集 複数論点を含む実践演習
簿記論の過去問 税理士 簿記論 過去問題集 本試験形式への対応
財務諸表論の基礎 みんなが欲しかった!税理士 財務諸表論の教科書&問題集 計算と理論の基礎
財務諸表論の計算 税理士 財務諸表論 個別計算問題集・総合計算問題集 計算問題の反復
財務諸表論の理論 税理士 財務諸表論 理論問題集 理論の理解と記述対策
財務諸表論の過去問 税理士 財務諸表論 過去問題集 本試験形式への対応

なお、同じシリーズでも、基礎編、応用編、理論編などに分かれている場合があります。

教科書を1冊買えば終わりではありません。

受験年度に対応した最新版を選び、試験に必要な教材を一式そろえてください。

簿記論におすすめの独学テキスト

簿記論を独学するなら、最初に「みんなが欲しかった!税理士 簿記論の教科書&問題集」を使うのが良いでしょう。

簿記論の各論点を学びながら、基本的な問題演習もできます。

ただし、教科書に付いている問題だけでは、本試験に向けた演習量が不足する可能性があります。

基礎を学んだ後は、個別計算問題集、総合計算問題集、過去問題集へ進んでください。

簿記論で用意する教材

  1. 教科書&問題集
  2. 個別計算問題集
  3. 総合計算問題集の基礎編
  4. 総合計算問題集の応用編
  5. 過去問題集
  6. 直前予想問題集または模擬試験

簿記論は計算科目です。

テキストを何度も読むより、実際に問題を解き、間違えた原因を確認する時間の方が重要です。

簿記論の難易度や勉強時間、合格するための勉強方法については、次の記事をご覧ください。

財務諸表論におすすめの独学テキスト

財務諸表論も、「みんなが欲しかった!税理士 財務諸表論の教科書&問題集」から始めるのが良いでしょう。

財務諸表論には、計算問題と理論問題があります。

そのため、計算問題集だけでは不十分です。

理論問題集も用意し、会計基準の考え方や用語を文章で説明できるようにしてください。

財務諸表論で用意する教材

  1. 教科書&問題集
  2. 個別計算問題集
  3. 総合計算問題集
  4. 理論問題集の基礎編
  5. 理論問題集の応用編
  6. 過去問題集
  7. 直前予想問題集または模擬試験

財務諸表論の理論は、文章を眺めているだけでは覚えられません。

何も見ずに説明できるか、実際に答案を書けるかを確認しましょう。

財務諸表論の難易度や勉強方法については、次の記事で詳しく解説しています。

税法科目におすすめの独学テキスト

税法科目にも、市販されている教科書、計算問題集、理論教材はあります。

しかし、市販教材が販売されていることと、その教材だけで合格しやすいことは別です。

税法科目 市販教材の状況 独学の判断
法人税法 教科書、問題集、理論教材がある 学習量が多く、講座利用がおすすめ
所得税法 教科書や理論教材がある 計算と理論の体系的な対策が必要
相続税法 計算問題集や理論教材がある 初学者の完全独学は厳しい
消費税法 教科書、問題集、理論教材がある 法改正と理論暗記への対応が必要
国税徴収法 市販の教科書や理論教材がある 理論中心だが講義がある方が進めやすい
住民税 教材の選択肢が少ない 通信講座や予備校がおすすめ
事業税 教材の選択肢が少ない 通信講座や予備校がおすすめ
固定資産税 教材の選択肢が少ない 通信講座や予備校がおすすめ
酒税法 教材の選択肢が少ない 通信講座や予備校がおすすめ

税法科目は、必ず受験年度に対応した教材を使ってください。

前年版のテキストを安く購入しても、法改正によって内容が変わっていれば、かえって勉強効率が落ちます。

どの税法科目を受験すべきか迷っている方は、テキストを購入する前に科目選択を決めましょう。

税理士試験はテキストだけで独学合格できる?

簿記論財務諸表論であれば、市販のテキストを使って独学合格できる可能性があります。

ただし、5科目すべてをテキストだけで突破するのは、かなり厳しいと考えてください。

悩んでいる人
税理士試験は60点を取れば合格できるんですよね。テキストを読めば独学でも受かるんじゃないでしょうか?

正直、そこまで簡単な試験ではありません。

税理士試験では、会計科目2科目と税法科目3科目の合計5科目に合格する必要があります。

1科目ごとの範囲が広いうえに、受験機会は原則として年1回です。

テキストを読んで内容を理解するだけでなく、本試験の制限時間内に答案を作る必要があります。

簿記論なら、計算のスピードと正確性が必要です。

財務諸表論や税法科目なら、理論を覚え、出題に合わせて文章を書く必要があります。

そのため、テキストだけでなく、問題集、過去問、模擬試験まで必要になります。

独学合格を狙うなら簿記論と財務諸表論

税理士試験を独学するのであれば、現実的には簿記論財務諸表論から検討するのが良いでしょう。

両科目は会計科目であり、税法科目と比べると法改正による影響が小さいです。

また、市販の教科書や問題集も比較的そろっています。

実際に、簿記論や財務諸表論を独学で科目合格する方はいます。

ただし、独学の方が簡単という話ではありません。

自分で学習計画を立て、教材を選び、模擬試験を探し、成績を分析する必要があります。

税理士試験の科目別合格率や難易度については、次の記事をご覧ください。

参考記事:【難易度】税理士試験の合格率は10%!大学在学中に合格可能?税理士が解説

税法科目は独学をおすすめしない

法人税法所得税法相続税法消費税法などの税法科目は、基本的に独学をおすすめしません。

税法科目には、計算問題だけでなく、理論暗記があります。

法律の条文や制度の趣旨を理解し、本試験で書ける状態にしなければなりません。

また、税制改正や試験傾向への対応も必要です。

市販の理論教材だけを暗記しても、どこを優先して覚えるべきか、どの程度の文章を書けば良いのか判断しにくいです。

特に法人税法や所得税法は学習量が多いため、講義を利用した方が良いでしょう。

5科目すべてを独学するのはかなり厳しい

税理士試験は、一度合格した科目が原則として生涯有効です。

その一方で、5科目合格まで複数年かかる方が少なくありません。

1年目は独学で頑張れても、2年目、3年目と同じ勉強を続けるのは大変です。

不合格だった場合も、自分の勉強方法が悪かったのか、教材が足りなかったのか、単純に勉強時間が足りなかったのかを自分で判断しなければなりません。

時間と手間を含めれば、通信講座を利用した方が効率的なケースは多いでしょう。

税理士試験が独学では厳しい5つの理由

独学が厳しい理由は、試験が難しいからだけではありません。

教材選び、法改正、答案作成、成績確認、モチベーション管理まで、すべて自分で行う必要があるからです。

独学が厳しい理由

  1. 何をどこまで勉強すべきか判断しにくい
  2. 市販のテキストだけでは問題演習が不足する
  3. 法改正や試験傾向を自分で確認する必要がある
  4. 自分の成績や合格可能性を判断しにくい
  5. 長期間モチベーションを保つのが難しい

何をどこまで勉強すべきか判断しにくい

税理士試験は範囲が広いです。

すべてを完璧に覚えようとすれば、いくら時間があっても足りません。

予備校や通信講座では、過去の出題傾向を踏まえ、優先して勉強すべき論点を示してくれます。

しかし、独学では、どの論点が重要なのか自分で判断しなければなりません。

重要度の低い論点に時間を使いすぎれば、頻出論点の勉強が間に合わなくなる可能性があります。

市販のテキストだけでは問題演習が不足する

テキストを読んで「分かった」と感じることと、試験問題を解けることは別です。

税理士試験では、実際に手を動かして問題を解く必要があります。

簿記論なら計算問題、財務諸表論や税法なら計算と理論の両方を繰り返さなければなりません。

教科書に付いている確認問題だけで終わらせず、個別問題集、総合問題集、過去問まで解いてください。

講座用教材と市販教材は異なる場合がある

大原やTACなどの予備校では、受講生向けにテキストや問題集が用意されています。

ただし、講座で使用される教材と、市販されている教材は別物の場合があります。

また、資格の大原のように、講座で使用する教科書を一般販売していないケースもあります。

市販教材だけで勉強する場合は、試験範囲を十分にカバーできるか自分で確認しなければなりません。

法改正や試験傾向を自分で確認する必要がある

税法科目では、受験年度の法令に対応する必要があります。

中古のテキストや前年版の教材を使う場合、どこが変わったのか自分で確認しなければなりません。

変更箇所を見落としたまま暗記すれば、本試験で誤った答案を書く可能性があります。

独学する場合でも、必ず受験年度に対応した最新版を使用しましょう。

自分の成績や合格可能性を判断しにくい

税理士試験は、他の受験生との競争になる面があります。

自宅で問題を解いて80点取れたとしても、その問題が簡単なら安心できません。

反対に、難しい問題で点数が低くても、他の受験生も解けていなければ合格可能性があります。

独学する場合も、大手予備校の公開模試などを受け、自分の位置を確認してください。

長期間モチベーションを保つのが難しい

税理士試験は年1回です。

試験直前だけ頑張るのではなく、何か月も継続して勉強しなければなりません。

さらに、5科目合格まで複数年かかる可能性があります。

独学では講師や同じクラスの受験生がいないため、勉強を休んでも誰にも注意されません。

仕事が忙しい社会人ほど、勉強を続ける仕組みを作る必要があります。

独学で何年も遠回りするぐらいなら、最初から通信講座を利用した方が良いでしょう。

通信講座なら、講義、テキスト、問題集、学習順序がある程度まとまっています。

格安で始めたい方は、スタディングを検討してください。

\業界最安の格安通信講座/

大原やTACの6分の1で勉強を始められる、通信講座専門の「スタディング」。

ライバルより早く勉強を開始して差をつける、お申し込みはお早めに!

税理士試験の独学用テキストを選ぶポイント

独学用テキストは、分かりやすさだけで選んではいけません。

受験年度、問題集との連動、試験範囲、解説の詳しさまで確認しましょう。

受験年度に対応した最新版を選ぶ

税理士試験の教材には、受験年度が記載されているものがあります。

必ず、自分が受験する年度に対応した最新版を選んでください。

特に税法科目は、中古のテキストを使用しない方が良いです。

数千円を節約するために古い教材を使い、間違った内容を覚えてしまっては意味がありません。

テキストと問題集は同じ出版社にそろえる

テキストと問題集は、同じ出版社や同じシリーズで統一することをおすすめします。

たとえば、テキストはTAC、問題集は別の出版社という使い方は避けた方が良いでしょう。

出版社によって、論点を学ぶ順番や用語の使い方、重要度の付け方が異なる場合があります。

テキストと問題集が連動していれば、テキストで学んだ後、対応する問題をすぐに解けます。

インプット用とアウトプット用を両方用意する

税理士試験では、テキストだけでも、問題集だけでも足りません。

教材 目的
教科書・テキスト 制度や計算方法を理解する
個別問題集 論点ごとの解き方を覚える
総合問題集 複数の論点をまとめて解く
理論問題集 理論を理解し、文章で書く
過去問題集 本試験の形式や難易度を知る
模擬試験 時間配分と他の受験生との位置を確認する

独学する場合は、これらを自分で組み合わせる必要があります。

実際に中身を見て選ぶ

同じ内容を扱っていても、文章や図表の分かりやすさは教材によって異なります。

可能であれば書店で中身を確認し、自分が読みやすい教材を選びましょう。

ただし、「薄くて簡単そう」という理由だけで選ばないでください。

入門書としては分かりやすくても、税理士試験の本試験対策としては範囲が足りない可能性があります。

問題の解説が詳しいか確認する

独学では、間違えた問題を自分で理解しなければなりません。

そのため、答えだけでなく、計算過程や考え方が詳しく書かれている問題集を選びましょう。

解説を読んでも分からない教材では、勉強が進まなくなります。

答案用紙を繰り返し使えるか確認する

計算問題は、同じ問題を何度も解きます。

答案用紙をWebからダウンロードできる教材や、コピーしやすい教材を選ぶと便利です。

問題集に直接書き込むと、2回目以降に答えが見えてしまいます。

税理士試験の独学に必要な教材と費用

税理士試験を独学する場合、教科書1冊だけでは終わりません。

一式そろえると、1科目で2万円から3万円以上になる可能性があります。

教材 必要性 費用の考え方
教科書・テキスト 必須 複数冊に分かれている場合がある
個別問題集 必須 基礎論点の反復に必要
総合問題集 必須 基礎編・応用編に分かれる場合がある
理論教材 財務諸表論・税法で必要 理論集と問題集が別の場合がある
過去問題集 必須 毎年買い替える可能性がある
模擬試験 強く推奨 別途申込みが必要な場合がある

教科書だけを見ると安く感じるかもしれません。

しかし、本試験に必要な教材をそろえていけば、冊数は増えます。

さらに、教材を選ぶ時間、法改正を調べる時間、勉強計画を立てる時間も必要です。

数万円で講義、テキスト、問題集、模擬試験まで付いてくる通信講座であれば、独学との差はそれほど大きくない可能性があります。

独学と通信講座はどちらがおすすめ?

教材選びや学習計画を自分で管理できる方は、簿記論や財務諸表論の独学を検討できます。

短期間で効率良く合格したい方や、税法科目を受験する方には通信講座がおすすめです。

比較項目 独学 通信講座
費用 教材を絞れば安い 通学講座より安い傾向
教材選び 自分で選ぶ 必要な教材が用意される
学習順序 自分で決める カリキュラムに沿って進める
講義 なし 分からない論点を講義で学べる
法改正 自分で確認する 講座側が対応する
模擬試験 別途探す コースに含まれる場合がある
質問 原則できない 講座によって可能
進捗管理 自分で行う 学習機能を利用できる場合がある

独学にするか通信講座にするかは、教材代だけで決めないでください。

合格までにかかる時間も含めて判断しましょう。

税理士試験の通信講座を比較したい方は、次の記事をご覧ください。

安く始めたい方は、格安通信講座のスタディングも確認してみてください。

税理士試験の独学に向いている人

独学に向いているのは、簿記の基礎があり、教材選びや勉強計画を自分で管理できる方です。

初学者、忙しい社会人、税法科目を受験する方は、通信講座を利用した方が良いでしょう。

独学に向いている人 通信講座に向いている人
日商簿記1級や2級の知識がある 簿記を初めて勉強する
簿記論・財務諸表論だけを受験する 税法科目を受験する
勉強計画を自分で作れる 何から勉強すべきか分からない
分からない点を自分で調べられる 講義で説明を受けたい
模試や法改正情報を自分で集められる 必要な教材をまとめて用意してほしい
一人でも継続して勉強できる 仕事が忙しく勉強が続かない

大学生でも独学がおすすめとは限らない

悩んでいる人
大学生なので勉強時間はあります。市販のテキストだけで簿記論と財務諸表論を受けても良いでしょうか?

大学生で時間があっても、必ず独学が向いているとは限りません。

大学の授業と税理士試験の受験対策は別です。

時間があっても、出題範囲や勉強方法を間違えれば合格できません。

そのため、大学に通いながら専門学校や通信講座で学ぶ、いわゆるダブルスクールを選ぶ方もいます。

わたしは高校卒業後、税理士試験の勉強に専念し、3回の受験で21歳5科目合格を果たしました。

短期間で合格したいのであれば、受験指導に沿って勉強した方が良いでしょう。

大学生の合格率や税理士試験の難易度については、次の記事で詳しく解説しています。

参考記事:【難易度】税理士試験の合格率は10%!大学在学中に合格可能?税理士が解説

税理士試験を独学で勉強する手順

独学する場合は、最初に科目と教材を決め、基礎、個別問題、総合問題、過去問の順番で進めましょう。

教材を買っただけで満足せず、試験日から逆算して勉強計画を作ってください。

  1. 受験資格を確認する
  2. 受験する科目を決める
  3. 受験年度に対応した教材を一式そろえる
  4. 試験日までの勉強計画を立てる
  5. テキストと基本問題を進める
  6. 個別問題集を繰り返す
  7. 総合問題集と過去問を解く
  8. 公開模試を受ける
  9. 間違えた問題を直前期まで繰り返す

最初に受験資格を確認する

簿記論と財務諸表論は、受験資格の制限なく受験できます。

一方、税法科目を受験する場合は、自分に受験資格があるか確認しなければなりません。

受験資格については、次の記事をご覧ください。

受験科目を決める

教材を買う前に、何の科目を受験するか決めてください。

初めて受験する方は、簿記論または財務諸表論から検討するのが一般的です。

科目のボリュームや実務での使いやすさも踏まえて判断しましょう。

教材を増やしすぎない

勉強を始めると、「もっと良い教材があるのではないか」と不安になる方がいます。

しかし、複数の出版社の教材に手を出すと、どれも中途半端になる可能性があります。

基本的には1つのシリーズに絞り、同じ問題を何度も解いてください。

税理士試験では、10冊を1回解くより、重要な3冊を何度も解く方が良いです。

過去問は実力確認だけに使わない

過去問は、最後に実力を確認するだけの教材ではありません。

どのような問題が出るのか、どの程度のボリュームなのか、時間内にどこまで解けるのかを知るために使います。

基礎学習がある程度進んだ段階で、一度は過去問を確認しておきましょう。

公開模試を必ず受ける

独学する場合でも、公開模試は受けた方が良いです。

自宅で時間を測って問題を解くのと、決められた時間に初めて見る問題を解くのでは緊張感が異なります。

また、他の受験生と比べて、自分がどの位置にいるのか確認できます。

中古の税理士試験テキストを使っても良い?

税法科目では、中古のテキストを使用しない方が良いです。

簿記論や財務諸表論でも、基本的には受験年度に対応した最新版をおすすめします。

中古教材は安く買えますが、次の問題があります。

  • 受験年度の試験範囲に対応していない可能性がある
  • 法改正前の内容が掲載されている可能性がある
  • 正誤表や追加情報を確認しにくい
  • 書き込みがあり、問題を繰り返しにくい
  • 対応する問題集が手に入らない場合がある

入門として簿記の考え方を確認するだけなら、古い教材を補助的に読むことはできます。

しかし、本試験合格を目指すメイン教材には、最新版を使ってください。

税理士試験の独学テキストに関するよくある質問

独学する場合も、テキスト1冊だけでは足りません。

教科書、問題集、過去問、模擬試験を組み合わせて勉強しましょう。

税理士試験で一番おすすめのテキストは何ですか?

簿記論財務諸表論であれば、TAC出版の「みんなが欲しかった!税理士」シリーズから始めるのが良いでしょう。

ただし、教科書&問題集だけでなく、個別問題集、総合問題集、過去問題集も必要です。

簿記論は独学で合格できますか?

簿記の基礎知識があり、自分で勉強計画を管理できる方であれば、独学合格を狙える可能性があります。

ただし、計算問題を繰り返し、公開模試も受ける必要があります。

詳しくは、税理士試験の簿記論の記事をご覧ください。

財務諸表論は独学で合格できますか?

財務諸表論も独学合格を狙える可能性があります。

ただし、計算問題だけでなく、理論の理解、暗記、記述対策が必要です。

詳しくは、税理士試験の財務諸表論の記事をご覧ください。

法人税法を市販テキストだけで合格できますか?

市販の教科書や問題集はありますが、法人税法は学習量が多く、完全独学はかなり厳しいです。

計算と理論を体系的に勉強するため、通信講座や予備校の利用をおすすめします。

テキストだけ買えば合格できますか?

テキストだけでは問題演習が不足します。

個別問題集、総合問題集、過去問題集、模擬試験まで用意してください。

税理士試験の独学教材はいくらかかりますか?

科目や冊数によりますが、教科書、問題集、過去問などを一式そろえると、1科目2万円から3万円以上になる可能性があります。

模擬試験を別途受ける場合は、その費用もかかります。

テキストは毎年買い替えるべきですか?

税法科目は、受験年度に対応した最新版を購入してください。

簿記論や財務諸表論も、試験範囲や教材構成が変わる可能性があるため、最新版がおすすめです。

テキストと問題集は別の出版社でも良いですか?

基本的には同じ出版社、同じシリーズで統一することをおすすめします。

学習順序や用語が連動しているため、復習しやすいからです。

独学と通信講座はどちらが安いですか?

最低限の教材だけなら、独学の方が安くなる可能性があります。

ただし、教科書、問題集、過去問、模擬試験までそろえると、通信講座との差は小さくなることがあります。

教材選びや勉強計画にかかる時間も含めて比較してください。

まとめ:税理士試験の独学テキストは簿記論・財務諸表論から選ぼう

税理士試験を独学するなら、簿記論と財務諸表論を中心に、TAC出版の教材を一式そろえるのが良いでしょう。

ただし、5科目すべてを独学で突破するのはかなり厳しいため、通信講座も比較してください。

項目 結論
おすすめテキスト 「みんなが欲しかった!税理士」シリーズ
独学しやすい科目 簿記論財務諸表論
独学が厳しい科目 法人税法などの税法科目
教材の選び方 最新版を同じ出版社で統一する
必要な教材 教科書、個別問題集、総合問題集、過去問、模試
中古教材 特に税法科目では使用しない

独学は、講座代を抑えられることがメリットです。

一方で、教材選び、勉強計画、法改正、模擬試験、成績分析まで自分で行わなければなりません。

教材を何冊も買った後で「やっぱり講義が必要だった」と通信講座へ切り替えれば、かえって費用が高くなります。

独学にするか迷っている方は、最初に通信講座の内容も確認しておきましょう。

短期合格を目指すための科目選択、受験順、勉強方法については、次の記事でも解説しています。

3年5科目合格の方法を知りたい方へ

税理士試験は、ただ長時間勉強すれば良いわけではありません。

受験科目、教材、勉強順序を最初に決めることが大切です。

わたしが高卒から21歳で5科目合格した方法は、次のnoteにまとめています。

高卒でも21歳5科目合格できた税理士試験の完全マニュアル【非常識合格法】

安く、すぐに勉強を始めたいのであれば、格安通信講座のスタディングを検討してみてください。

関連記事:【税理士試験】格安通信講座スタディングの評判を21歳5科目合格税理士が解説

\業界最安の格安通信講座/

大原やTACの6分の1で勉強を始められる、通信講座専門の「スタディング」。

ライバルより早く勉強を開始して差をつける、お申し込みはお早めに!

教材選びで悩む時間を減らし、1日でも早く勉強を始めましょう!

税理士 坂根 崇真

18歳で日商簿記1級、21歳で税理士試験に3年5科目合格した税理士。一般社団法人 全国第三者承継推進協会 理事、株式会社坂根ホールディングス 代表取締役。著書「相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本(出版社:秀和システム)」Yahoo!ブックスランキング1位、Amazonランキング2位。

カテゴリー

人気記事

格安通信講座スタディングの評判は?

【通信講座】税理士試験の予備校おすすめ5選

税理士試験は通信講座でも合格可能です。特に、地方在住の方は予備校の顔となる先生が教えてくれる通信講座をお勧めします。

【10%オフ】スタディング税理士講座のクーポン入手方法

スタディング税理士講座10%OFFクーポン

【期間限定】10%OFFクーポン。格安通信講座スタディングの10%OFFクーポンの入手方法を解説。今すぐお得に勉強を開始しよう。

高卒でも21歳5科目合格できた税理士試験の完全マニュアル【非常識合格法】

高卒でも21歳5科目合格できた税理士試験の完全マニュアル【非常識合格法】

管理人が3年で税理士試験に5科目合格した勉強法を完全公開

  • この記事を書いた人

税理士 坂根 崇真

18歳で日商簿記1級、21歳で税理士試験に3年5科目合格した税理士。一般社団法人 全国第三者承継推進協会 理事、株式会社坂根ホールディングス 代表取締役。著書「相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本(出版社:秀和システム)」Yahoo!ブックスランキング1位、Amazonランキング2位。

-税理士試験