税理士試験

【税理士試験】専念すべき?働きながらでは無理?税理士が解説

悩んでいる人
働きながら税理士試験の合格って無理かな?受験に専念した方がいいのかな?

税理士試験の受験に専念できる環境があるなら専念し、社会人として働いているなら、働きながら勉強することをお勧めします。

この記事では、次の3点について税理士の坂根が解説します。

ポイント

  • 税理士試験の受験に専念すべき?本気の人ならアリ
  • 税理士試験は働きながらでも無理ではない、働きながら合格した税理士も多い
  • 専念した人しなかった人、税理士試験に30代以降で受験する方の実例を以下で紹介

>>税理士試験に落ちないために知っておくべきこと

税理士試験の受験に専念すべき?本気の人ならアリ

悩んでいる人
いまのブラック企業で働きながら受験なんて無理だって!受験に専念すれば合格できるんじゃないかな?

既に仕事をされている方には、受験専念をおすすめしません。

学生時代に税理士を目指さなかったのであれば、その後は働きながら合格を目指した方が良いです。

確かに、税理士試験の受験に専念すれば、合格までの道のりは一気に短くなります。ただし、専念したって遊べる時間が増えるわけではありません。

専念するのであれば、すべてを勉強に充てる覚悟が無ければいつまでたっても受かりません。

税理士試験は1科目あたりの合格率が10%の厳しい試験であり、合格までに2年で超人、3年でエリート、5年で順当と言われ、中には10年以上かかる人も珍しくありません。

これは、税理士試験の受験に専念している人だけでなく、働きながら勉強している人も含まれますが、いい年した大人が2年も3年も受験に専念していたら社会から取り残されます。

税理士試験の受験に専念できる環境があれば、より多くの勉強時間を確保できるため、合格しやすい環境に身を置くことができますが、1科目だけどうしても受からない場合など、本気の場合のみにしておくのが良いでしょう。

税理士試験は働きながらでは無理?

悩んでいる人
働きながら合格できるの?無理でしょ?

働きながらでも合格する人は合格します。

税理士試験の受験に専念するために、会社を辞めて勉強する方もいますが、働きながら勉強する方も多いです。

働きながら税理士試験に合格し、税理士として活躍されている方の声を集めてみました。

結局、専念でも働きながらでも、やる気があれば合格は可能です。

わたしは高校を出てすぐに税理士試験の勉強を始めた学生だったため、受験に専念できる環境がありました。

ただ、社会人として働きながらの受験だったら、相当キツイだろうというのは容易に想像できます。

わたしの受験仲間も、最初は学生だったので受験に専念していましたが、学生のうちに合格できる人は多くありませんでした。ほとんどの方が卒業し、社会人として働きながら勉強をしていましたが、その後合格している人は3割ぐらいの印象です。ほとんどが税理士試験に合格できずに諦めていきました。

個人的には、税理士試験の受験に専念できる環境があるなら専念した方が良いでしょうし、いま働いているのであれば、会社を辞めずに通信講座で勉強すれば良いと思います。

100%の環境はありませんので、今ある環境でベストを尽くしましょう。

最近では、テキストに講義、問題集に模擬試験までついて数万円の格安通信講座「スタディング」もあります。こういったものを活用しても良いでしょう。

【税理士試験】スタディングの評判は最悪?21歳5科目合格税理士が解説

専念した人しなかった人、税理士試験を30代以降で受験する方の実例

わたしの友人、知人で30代、40代から税理士試験の受験を始めた方をご紹介します。

  1. 30代で異業種(予備校の講師)から税理士業界へ転職した男性
  2. 30代で異業種(営業職)から税理士業界へ転職した男性
  3. 40代で税理士を目指すと言い、退職した不動産会社の男性

1.受験専念と働きながらを両方経験:30代で異業種(予備校の講師)から税理士業界へ転職した男性

この方は、5科目官報合格で税理士試験を終えています。

異業種から税理士になるため、2年ほど、税理士試験に専念する期間を作っていました。

その2年間に3科目合格し、残りの2科目は働きながら受験し、3年間で合格していました。あわせて5年間です。

いまでは県内最大手の税理士法人でナンバー2に上り詰めたあと、独立開業し、活躍されています。

2.働きながら合格:30代で異業種(営業職)から税理士業界へ転職した男

この方は、受験開始から最後まで、働きながら税理士試験を終えています

税理士試験3科目+大学院で2科目免除というルートをとっていました。

今は独立開業され、活躍されています。

この方が税理士業界に参入した理由は、収入を増やす目的ではなく、独立し、家族との時間を作ることが目的でした。

もともと、世間的に見てホワイト企業と言われる会社に勤めていましたが、家族の協力を得て勉強するための時間を作り、見事税理士として活躍されています。

もし受験に専念し、失敗したら一家離散の可能性があります。家族がいるのであれば、働きながら合格を目指したほうが良いでしょう。

3.受験専念:40代で税理士を目指すと言い、退職した不動産会社の男性

受験専念で失敗された方についても紹介します。この方は、不動産会社で営業をされていた方です。

「税理士になりたい」といい仕事を退職し、受験に専念されています。

3年程度たった今も、おそらく受験専念中です。

退職前から、「税理士になるために退職しようかな」と相談を受けましたので、私は正直に「やめておいた方がいい」とアドバイスしました。

税理士になりたいとは言うものの、簿記の知識がなく、受験資格もなかったため、「日商簿記1級に合格する」などの受験要件を満たさないといけませんでした。

税務知識の習得には相応の時間がかかりますし、よっぽどの能力が無い限り、40代以降で異業種から参入した場合に、年齢的に大手の税理士法人で活躍する場はありません。また、個人事務所でも、独立を前提としている人を雇いたい事務所はそう多くありませんので、実務経験を積める機会が少ないです。

40代で異業種から税理士への転職はそもそもおすすめしませんが、40代で税理士になりたいというのであれば、不動産会社に勤めたまま(もしくは税理士事務所に転職し)、働きながら試験合格を目指すのが良かったでしょう。

受験に専念してもしなくても、本気なら合格できる

上記でご紹介した2と3の方は当時既婚者であり、子どももいました。

それぞれ合格、勉強中の2通りにわかれています。

2人が違ったのは本気度です。

税理士試験は決して簡単な試験ではありません。

本気で取り組まなければ合格できませんし、今の仕事が嫌だからという理由であれば絶対にやめておきましょう。

ある程度年齢が高いが、どうしても税理士になりたいということであれば、働きながら「スタディング」など通信講座で勉強することをお勧めします。

【税理士試験】スタディングの評判は最悪?21歳5科目合格税理士が解説

税理士試験に落ちないために知っておくべきこと

「税理士試験の合格が21歳なんて早い!羨ましい!」そう思う方もいるでしょう。

このnoteは、2年で5科目合格を目指したものの、残念ながら法人税法に不合格になった経験(=3年で5科目合格となった経験)から、税理士試験に落ちないために知っておくべきことを本音で語っています。

本音を言えば無料で公開してもよいのですが、 専門学校に対する批判なども含んでおり、あまり公にしたくない内容と なっています。

そのため、税理士試験に合格したいと本気で思っている方限定で有料公開することとしました。

本気で一発合格を目指す方だけ、こちらをクリックしてご覧いただければ、税理士試験に合格するための秘訣がわかります。

1年に1回しかない税理士試験、本気で合格したい方はぜひ今すぐご覧ください

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税理士 坂根 崇真

18歳で日商簿記1級、21歳で税理士試験に3年5科目合格した税理士。一般社団法人 全国第三者承継推進協会 理事、その他 株式会社の代表取締役。著書「相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本(出版社:秀和システム)」Yahoo!ブックスランキング1位、Amazonランキング2位。中の人は複数人で運営しています。

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