税理士試験

税理士になるには?税理士になるための最短ルートを税理士が解説

税理士になるには、実は税理士試験に合格すること以外にも方法があります。

税理士になるには

税理士になるための3つのルート

税理士になるためには大きく3つのルートがあります。

  1. 税理士試験に合格すること
  2. 司法試験、公認会計士試験に合格すること
  3. 税務署に長期間勤務すること

1.税理士試験に合格すること

税理士試験に合格し、税理士事務所等に2年間勤務すると税理士になることができます。

一番王道の方法です。

2.司法試験、公認会計士試験に合格すること

司法試験、つまりは弁護士などになるための試験か公認会計士試験に合格することでも税理士登録が可能です。

税法も法律のため、弁護士も扱うことはできますが、弁護士から税理士登録する方はほとんどいません。司法試験で税法についてほとんど学ばないだけでなく、畑違いだからです。

また、公認会計士と税理士はよく間違われるため、仕事内容が似ているように思われることが多いですが、別物です。

税理士は税法を扱う仕事ですが、公認会計士の仕事は会計監査がメイン、つまり上場企業などの決算書の適正性をチェックする仕事です。

そのため、公認会計士も実は畑違いなので、税理士登録する方はそんなに多くありません。

感覚として、全体の1割~2割ぐらいでしょうか。

監査業務は大企業相手のお仕事のため、監査法人勤務で行うことが通常です。つまり、サラリーマンに近いわけです。

そのため、監査業務をやめ、独立したいという方は税理士登録をする方がいます。ただ、税務はやはり勉強しないといけませんので、もし最初から税理士になりたいのであれば公認会計士を目指す必要は無いでしょう。

 

3.税務署に長期間勤務すること

税務署に23年か28年以上勤務し、指定研修を修了すれば、税理士登録が可能です。

「国税OB」「税務署OB」と呼ばれる方々です。

税務署では税法について学ばないため、税理士として独立すると苦労する方も多いです。

税理士になりたくて税務署に23年間も勤務する人はそう多くないと思いますが、税務署側の考え方を知っているというのは強みになります。

 

税理士試験の受験資格

税理士試験の受験資格と、最短で受験資格を得る方法を税理士が解説

税理士試験を受験するためには受験資格が必要です。

持っていなければ日商簿記検定1級を受験すると良いでしょう。

簿記の通信講座はおすすめ?1級2級3級の難易度など税理士が解説」で簿記検定の難易度など解説していますのでご覧ください。

簿記の通信講座はおすすめ?1級2級3級の難易度など税理士が解説

 

税理士になる最短ルートは税理士試験に合格すること

税理士になる最短ルートは、やはり税理士試験に合格することです。

税理士になりたいと決めているのであれば、あえて別のルートを選ぶ必要は無いでしょう。

ただ、もし受験資格を持っておらず、かつ、めちゃくちゃ勉強できる人であれば、受験資格が不要な公認会計士試験に合格することが最短ルートになり得ます。

オススメはしませんが。

 

税理士試験合格後、税理士になるための条件

税理士試験合格後、税理士になるためには事務所経験が2年間必要です。

いきなり税理士登録ができるわけではなく、修行が必要です。

税理士事務所に入って地獄を見ないための賢い就職・転職方法を読んでおくと良いでしょう。

税理士になるまでの期間

税理士になるまでの期間は、目指し始めてから最短で4年か5年、10年かかる人も多いです。

それは、税理士試験が年に1回しかない試験であり、1回に受験できる科目が2科目もしくは3科目が限度だからです。

1年目に3科目、2年目に2科目、そこから2年間税理士事務所に勤務したとしても税理士になるには4年かかります。

受験資格を持っていなかったらさらにかかります。

税理士試験に落ちないために知っておくべきこと」を読み、最短ルートを歩みましょう。

税理士試験に落ちないために知っておくべきこと

税理士 坂根 崇真

18歳で日商簿記1級、21歳で税理士試験に3年5科目合格した税理士。一般社団法人 全国第三者承継推進協会 理事、その他 株式会社の代表取締役。中の人は複数人で運営しています。

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